航訓乗船記【7日目】
【No. 10 |更新日: 2024-03-07 23:23:24】
【タグ】: 航訓, 巡検, 停泊当直
遂に1周間!7日目
今日は午前中に船内職制についての座学、午後は大掃除でした。
今日でテスト期間は終わり。法規覚えること多くて大変…
配られたワークブックも下船前に提出らしいので必死にやっております。
大掃除は自分が割り振られたところを1時間半かけて掃除します。自分は特別班に割り振られ(というか自分が衛生係なので選んだ)冷蔵庫やボンクの下など普段時間がなくてあまり掃除できない箇所をやるということだったのですが、冷蔵庫掃除で全部の引き出しを外してやっていたら直ぐに1時間半経ってしまいました。
ついでに衛生係なので、大掃除の点検で各所を回りました。
二手に分かれて各掃除場所を士官と点検して回ります。 当然、途中にある異性の居室や衛生設備には入れないので、船楼甲板(女子居室のある階)を回っているときは廊下で待機させられてちょっと気まずかった((
大掃除点検後は特に何も課業はなかったのですが、今日は停泊当直で各時間に班から2人ずつ当直に入ります。
自分は20時から22時の当直(20-20直:パージュッチョク)だったので、先に晩御飯を食べます。
今日は…
ステーキとアイス!!
一緒に乗船している海技短大の方たちが明日で下船するため、豪華な内容でした。
このあとは掃除、巡検ですが20-22直に入ると夜の巡検も回ることになります。
自分の持ち場の掃除を早めに切り上げて巡検に回ります。
当然、異性の居室や衛生設備には入れないので(以下略)
居室の巡検が終わったあとは、続けて各種船内設備も巡検していきます。
○体育室の裏には学生の居室の空調設備や、お風呂のお湯を沸かすためのカロリファイヤという機械がありました。
○学生食堂の前のギャレー(調理室)を通って更に船首側に行くとバウスラスターのモータや火災時にエンジンやボイラ周りを消火するスプリンクラー的なやつの送水ポンプ
○更に前へ行くと冷蔵庫と冷凍庫があります
○乗組員の居住区を静かに通って機関制御室へ、そのまま主機を一周して使用中の発電機とその発電機に潤滑油を送っているポンプの点検をします。
○暴露甲板に出て外から船内非常電源とその発電機にアクセスします。スイッチを切り替えたり、非常時の照明が付くかを確かめます。
※非常電源のバッテリーは車とかに積まれているようなバッテリーを銅線でくっつけたやつです。中の液を電気分解することで発生する水素ガスは可燃性の為、バッテリーのところではトーチ(懐中電灯)をつけてはいけません。
普段なかなか見ることができない設備を堪能したあとは22時まで船橋で当直に当ります。
今日は、航海士が使っているチャート(海図)を実習生用のチャートに写す作業をしました。
一緒に当直に入っている海技短大の人たちが優しく教えてくれて本当にかっこよかった。自分もそうやって教えられるように頑張りたい。
ちなみにですが、20-22直に入ると夜食がでます。(これが目的で20-20直に入ったと言っても過言ではない)
味付きご飯のおにぎり
シンプルで美味しかった
またこの時間に入るチャンスがあれば入りたい……。(動機が不純)
今日は午前中に船内職制についての座学、午後は大掃除でした。
今日でテスト期間は終わり。法規覚えること多くて大変…
配られたワークブックも下船前に提出らしいので必死にやっております。
大掃除は自分が割り振られたところを1時間半かけて掃除します。自分は特別班に割り振られ(というか自分が衛生係なので選んだ)冷蔵庫やボンクの下など普段時間がなくてあまり掃除できない箇所をやるということだったのですが、冷蔵庫掃除で全部の引き出しを外してやっていたら直ぐに1時間半経ってしまいました。
ついでに衛生係なので、大掃除の点検で各所を回りました。
二手に分かれて各掃除場所を士官と点検して回ります。 当然、途中にある異性の居室や衛生設備には入れないので、船楼甲板(女子居室のある階)を回っているときは廊下で待機させられてちょっと気まずかった((
大掃除点検後は特に何も課業はなかったのですが、今日は停泊当直で各時間に班から2人ずつ当直に入ります。
自分は20時から22時の当直(20-20直:パージュッチョク)だったので、先に晩御飯を食べます。
今日は…
ステーキとアイス!!
一緒に乗船している海技短大の方たちが明日で下船するため、豪華な内容でした。
このあとは掃除、巡検ですが20-22直に入ると夜の巡検も回ることになります。
自分の持ち場の掃除を早めに切り上げて巡検に回ります。
当然、異性の居室や衛生設備には入れないので(以下略)
居室の巡検が終わったあとは、続けて各種船内設備も巡検していきます。
○体育室の裏には学生の居室の空調設備や、お風呂のお湯を沸かすためのカロリファイヤという機械がありました。
○学生食堂の前のギャレー(調理室)を通って更に船首側に行くとバウスラスターのモータや火災時にエンジンやボイラ周りを消火するスプリンクラー的なやつの送水ポンプ
○更に前へ行くと冷蔵庫と冷凍庫があります
○乗組員の居住区を静かに通って機関制御室へ、そのまま主機を一周して使用中の発電機とその発電機に潤滑油を送っているポンプの点検をします。
○暴露甲板に出て外から船内非常電源とその発電機にアクセスします。スイッチを切り替えたり、非常時の照明が付くかを確かめます。
※非常電源のバッテリーは車とかに積まれているようなバッテリーを銅線でくっつけたやつです。中の液を電気分解することで発生する水素ガスは可燃性の為、バッテリーのところではトーチ(懐中電灯)をつけてはいけません。
普段なかなか見ることができない設備を堪能したあとは22時まで船橋で当直に当ります。
今日は、航海士が使っているチャート(海図)を実習生用のチャートに写す作業をしました。
一緒に当直に入っている海技短大の人たちが優しく教えてくれて本当にかっこよかった。自分もそうやって教えられるように頑張りたい。
ちなみにですが、20-22直に入ると夜食がでます。(これが目的で20-20直に入ったと言っても過言ではない)
味付きご飯のおにぎり
シンプルで美味しかった
またこの時間に入るチャンスがあれば入りたい……。(動機が不純)